Marble Cove Path
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私たちのストーリー

Marble Cove Pathについて

石を選ぶ目は、採石場で磨かれる。
創業 1998
1998

中村 誠一初に石を割ったのは、1993年の秋、岐阜の採石場でのことでした。当時24歳、建築事務所を辞めて石工の親方に弟子入りし、最初の三年間は現場の掃除と石の運搬だけを任されました。ノミを持たせてもらえたのは四年目の春。その日のことは今でも覚えています。稲田石の白い粉が手に積もり、石が割れる音が腹に響いた。あの感触が、この仕事を続ける理由です。

2005

1998年に東京・世田谷で独立し、Marble Cove Pathを立ち上げました。最初の仕事は、近所の住宅の玄関アプローチ、わずか4平方メートルの花崗岩敷きでした。施主の奥様が「毎朝ここを踏むのが楽しみになった」と言ってくださった言葉が、今の仕事の基準になっています。その後、庭師の田中 義雄氏との出会いが転機になりました。植栽と石の関係を植物の側から考える視点を学び、石敷きの設計が大きく変わりました。

中村 誠一
代表 · 1998
中村 誠一1969年、愛知県生まれ。名古屋工業大学建築学科を卒業後、東京の建築事務所に勤務。1993年に岐阜の石工・村瀬 正雄氏に師事し、採石から施工まで一貫した技術を習得した。1998年に東京・世田谷にてMarble Cove Pathを設立。代表作は世田谷区の個人邸庭園石敷き(2004年)と、鎌倉の茶室前アプローチ(2011年)。趣味は早朝の山歩きで、石の地層を読む目は山で養われたと本人は言う。